ケータイ小説 野いちご

この作品のキーワード

隣のキケンな王子様!



反射的に持ち上げた右手に、直撃を受けたのはあたし。



男の人はすぐに、あたしをかばうようにして彼女に背中を向けてくれたけど間に合わなかった。



変な受け方をしてしまったせいか、指の付け根がズキンと痛むのが分かる。



その後も、枕とかリモコンとかが飛んできて。



男の人の背中に当たってから、バラバラと床に散乱した。



「イクミのバカ! ホントは他にもたくさん女がいるんでしょ?!」



怒りがおさまらないって感じの彼女だったけど、



「勝手にしろっ! ボケッ!」



捨てゼリフを吐いた後は、玄関ドアを叩きつけるようにして帰っていった。




< 68/ 458 >