朝も、休憩時間も、放課後も…。


ヒサシは、わざと私を避けている。


本当、あからさまなくらいに…。



さすがに、私も疲れてきちゃった。


「何なのよ。もう…」


毎日ついちゃうため息。

これで、何回目?


そして今日も、ヒサシは私の席を素通りして、帰って行く…。