そう言って莉羽は泣き出した。


そんなこいつを見てたら、キスしたくなった


「…ん」


唇を離すと莉羽は真っ赤だった。



「もう一回していい?」



莉羽はコクっと頷く。

…かわいい。


二回目のキスは、一回目よりめちょっと深いキス。



「…んんっ!」



莉羽が胸をドンドン叩いて苦しそうだったから止めてあげた。



「…はぁはぁ。」



莉羽は肩で息をしてる。



「…先輩……」



莉羽の虚ろな目が
理性を壊そうとする。

やべぇっ

俺、襲っちゃうかもっ


…我慢だ、我慢!




「先輩…、さっきの、もう一回…して?」



ああ。もう無理。

理性ぶっ飛んだ。



「…覚悟しろよ?」