「穂香はお母さんと住む?お父さんがいい?」
何?あたしに選択しろと?
答えは決まってるよ!!もちろんお母さん
だってお父さんは他に女の人が居るんだから・・・
「母さんについて行くよ」
「ホントに?」
「うん」
「母さんは実家に帰ろうかと思うんだ
だって父さんと別れたらここに居る必要ないでしょう?
それにお婆ちゃんももう年だしね この際一緒に暮らそうかと思うのね」
はぁ?実家?実家ーーーーー?
ってことはあたし学校とか どうするの?
「母さんね 穂香がもし母さんを選んでくれたらって思って 学校の編入を調べたのよ ばあちゃんちから近い東高校なら行けるみたいよ」