「……さぁ。」




途中までは静かだったがあの人達のおかげで静かと言えなくなってしまったので曖昧な返事しか出来なかった。




「なんだよ、それ。」




氷真は呆れたように笑った。





それから、氷真がずっと話しをしていたが、何を話していたのか覚えていない。





最初はちゃんと聞いていたが後からめんどくさくなって寝てしまった。




起きたときに氷真にグチグチと文句を言われたが無視した。





めんどくさいやつ…







そのまま放課後になり、氷真と紫音はバイクに乗って帰っていった。






送るか?と言われたけどバイクなんて乗ったことないし、あまり家を教えたくなかったから断わった。