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私は、晴生くんにマニュアルを見せながら、1日の業務の流れを説明した。

「ふふっ
なんだか、里奈先生に家庭教師して
もらってる気分。」

晴生くんがいたずらっ子のように笑う。

「晴生くん。
先生って呼ぶの、やめてもらっていい?」

私が言うと、

「そうですね、里奈さん。」

と答えた。



12時。

「里奈さん、お昼一緒に行きません?」

晴生くんが、誘ってきた。