「おはよう、華子。ねぇ私に何か言うことあるんじゃない?」


「ひぃっ、ひひひ、陽菜ちゃん…」




次の日


教室に入った瞬間、ガシッと肩を掴まれる私




うぅ…陽菜ちゃんの顔、全く見れません。





「"あの"三河と付き合ってるんだって?ん?

私全然、もう全っ然知らなかったなぁ!」


「おおお、怒らないで!!」





そうだよね、陽菜ちゃんって隠しごとされるの好きじゃないって言ってた


もっと早く言わなかったのは私だもん

…反省…





「陽菜ちゃん、ちょっとこっち来てっ」




教室を出て、人が少ない階段へ



それから私は、葵くんの恋人になったこととか、

でもそれは女避けのための演技だってこととか、


お昼ご飯を食べれないってことも、全部話した