読んでいただいてありがとうございます。

「夏の幻影」
ずいぶん昔に書いた小説もどきなのですが、結構お気に入りの作品でした。
小説サイトなどにも投稿したりして、初めて感想などもらえて、
創作意欲を刺激してくれた作品でもあります。

全体的な雰囲気を大切にして、名前とかも出さないっていうか、書いた時は設定すらなかったかもですね。
今は、裏設定山盛りありますけど(笑)
小説は書いてませんが、続編の話はいくつかありますね。
てことで、裏設定暴露。

 予備校に通っている彼は、高校生、堰(セキ)くん。
 実家の病院を継ぐために勉強中。
 幼馴染の少女が、入院中。病気は白血病。
 日に日に悪くなる彼女の前に、再び青年が現れる。
 「不死になりたい?」
 でも、二人の答えは
 「共に生きていきたいから」
 と断った。
 その後、彼女の白血病は医療の進化で回復していった。

書いた当時に「臍帯血」での治療などが広まった時だから、
そういう設定にした覚えがあります。

 堰くん大学生になり、大学で出逢う同級生。
 水瀬渉(みなせわたる)くん。
 それは、幾度となく会った『不老不死』の力を持ったあの青年だった。
 彼にはその記憶はない。
 しかし、二人が事故に合い、堰は重傷、水瀬は意識不明の重体。
 そして、時間の流れに彷徨っていた水瀬は、堰の呼びかけで本来の身体へと戻ってくることができた。

という裏設定があるんだけど、コレも実はまだまだ序章で、
もちっと長い別の主人公話がこの後に展開していたりします。

 水瀬はもともと特別な=時間を司る一族。
 対になる一族に命を司る=美樹一族がいたりもする。
 大切な人の命を助けるために他人の命を犠牲にしようとして、
 それを良しとしない大切な人はさらに命を縮めて亡くなって…
 そんな『力』があるからこその確執物語…
 
設定だけ作って、ふむふむと妄想してます(笑)
楽しいねww