未来「これから暖かい日が始まる高1の春、自分はそんな暖かい日も平凡で残酷な日々に嫌気がさしていた頃、まさか自分にあんなことが起こり、世界が変わるなんて誰も予想しなかった。

留美「見つけた!未来、こんな所にいた。探したよ」

未来「うぜ、またお節介な女が来たよ。」

留美「もう、うぜって何?いつも学校抜け出してほら、戻るよ」

未来「この女は、自分のクラスのお節介が好きで何かと自分に世話を焼いてくる女だ…ハァ~あのなぁ、自分に関わるなって言っただろ。それに学校なんてめんどいんだよ。」

留美「あんたは、いつも無愛想で目つきも怖くして誰も寄せ付けない。なんでそうなの?」

未来「自分はなぁ、この現実にも現実の人間にも興味がないんだよ。だから、ほっとけ」

留美「ほっとける訳ないでしょ。あんたのこと好きなんだから…」

未来「何て言った?」

留美「何も言ってないよ。ほら、戻るよ。」

謎の人「見つけた。あいつならこの力を使い世界を破壊できる。楽しみだな」