「ぎゃあぁああ!止めて!!」 ───ガバッ! 私は叫びながら起き上がって一時ベットの上でフリーズ。 「………あ、夢か」 脳が働いてきて、私は1人ポツリと呟いた。 すごく怖い狼に追い回される夢を見た。 なんか背筋が凍るような…… 「胡桃!いつまで寝てるの!?」 「ぎゃああぁ!!?」 バンッと勢いよく開いたドアに向かって、またもや叫び声を上げてしまった。