千尋くんがバイトすることになりました。 いや、詳しくはバイトのスケットをすることになりました。 千尋くんの友達の一之瀬くんが、用事でどうしてもバイトに行けなくなったらしく。 でも、バイト先も人手が少なく、休まれると困るため、代わりになぜか千尋くんが行くことになったとか。 で。 「ち、千尋くん」 「うん」 「いや、ぁの……うんじゃなくって」 「なに? うるさい」 「………」 なんだ、この状況。