昼休みの食後に愛野先生に呼び出された瑞穂を深江と有馬が待っていた。



有馬が念入りにメイクをしながら真剣な声で言う。

「ウチ、決めたわ。そろそろやらなきゃ」


深江がパックジュースをじゅーっと音をたてて飲みながら携帯をいじりつつ答える。

「えーー何をーーー?」

…興味なさそうだ。




「ウチ、そろそろ有明先生にマジ告りしたがいいと思うんだよね…!」

有馬はこぶしを握って言い放った。


「・・・・」
じゅーーーーーズボボボボ…


深江はドン引きしていた。