その日の夜



暁「やっぱかえんのか…」



「うん…ごめんね。お母さんたち心配してるから…」




暁「そうか…寂しいな…」







「うん…私、さっきは明るくしてたけど…本当は帰りたくないよ…」





暁「俺も……」








「ねぇ…また会えるよね?」





暁「あぁ…学校とかで会える…」





「そっか…じゃあ、これからは暁先輩って呼ばなきゃね…」






暁「そうだな…必要以上に会えなくなるな…」






「うん……離れたくない…っ…ふ…」





暁「俺もだ……いつか会える」





「うん…またいつか会えるね」





暁「あぁ…もう夜中だから、寝ろ…」




「うん…おやすみ」



暁「あぁ…おやすみ」チュッ