「慶人くん、落ち着いた?」






「はい、だいぶん落ち着きました。一時はどうなることかとおもいましたけど」






ご飯が終わってすぐ。






片付けたあと、話が始まった。






「お母さんとは話、ついてるから、安心してね」






『お母さん』って言うのは慶人のだろう。






はぁ、ホントに決まっちゃったんだ…。







「はい、これからお世話になります。よろしくお願いします!!」







「あら、いいのよ。幼なじみじゃない、伶果と慶人くんは。困った時はお互い様よ」







……それはそうなんだけどさ、仮にも私は高校二年生の女子ですよ?






どうなることやら。