―――――――次の日


「やぁ」

「………な…なんで…?」


今日学校を休んだ私の元へ
お見舞いに来てくださった先輩…じゃなくて青くん


しかし、ひとつ疑問が。


「…なんでウチ知ってるの…?」


友達だ

なんて言われたとしても
先輩は先輩

灯里の中ではその意識がなくなることはなく
家に呼べるはずもない

もちろん
青の家へ行こうとも思えない


…本当は行ってみたいが…


「俺も少なくとも関わってたから、それ理由にして先生に聞いた」

「…勇気あるね…」

「どこら辺に?」

「…いろいろ…先生に話しかけたり、家まで来てくれたりって…」