委員会から戻ってきたらこのザマ…



ほんと天然彼女には安堵なんてものはない。



必死で探した結果、空き部屋の近くで見つけた千波。



一緒にいたのは、千波と同じクラスの男子だった。



俺は、千波を空き部屋の机に座らせた。



「楓?どうしたの?…徹くん、熱あるから「他の男の名前なんて呼ぶなっ」



……え?



「千波は、俺の彼女だろ」



俺はそう言って千波を抱き寄せた。