翌日。 あたしは、今から翔太の元へ向かう。 あたしと翔太が付き合った日、一回翔太の家に行ったことがあるから道はわかる。 「本当にひとりで大丈夫か?」 と心配してくれる琉樹に、あたしは頷いてきちゃったんだから ちゃんと、話し合わなきゃ。 …ーーピンポーン 「…はい」 出てきたのは翔太じゃなくーー 翔太の友達らしき人だった。