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年が明け、睦月。


伊東さん達が去年入隊したことにより、新撰組にも変化が現れた。


天井から見ればそれは尚更分かること。




「いってぇ、せめーなおい!新八もっと端を歩け!」


「佐之もだろっ、てめーの方が無駄にでかいじゃねぇか!」


「るせぇ!やるかこらぁ!」




……なんていう会話が、あちこちから聞こえてくる。


上記二人は、毎度の如くふざけているのだろうが、他の隊士達は本気で喧嘩を起こす。


一部屋に十人寝ている所もある。


つまり──むさ苦しい。


冬だが、暑い。


ただでさえ男ばかりなのに、その男が、こんな小さな屯所でぎゅうぎゅう詰めなのだ。