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闇ノ雫

序章 -遠い昔の記憶-






忘れられると思っていた


だが


そんなの、不可能だった




初恋の相手は


気が付いた時には消えていた




“会いたい”と願っても


姿は見えず


過去は消せず




俺の前に広がっていたのは


永遠の闇だった




──俺の心は


もうまるで、涙の雫しかなかった






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