私は学校に来るなり同じグループの四人に


「昼休みに屋上に来て」



と言ってみんなを集めた。








ー昼休みー

私は勇気を振り絞って






「あの…私 みんなに話さなきゃいけないことがある。」




みんなびっくりした顔だったが真剣な眼差しで


私を見てくれた。



「ごちゃごちゃ言ったら分からなくなるから単刀直入に言うね。私、海斗くんが好きなの。まこやりほから好きって聞いたあとから好きになっちゃったの。」








まこが







「りほ、海斗くんのこと好きだったの?

それに私たち四角関係ってこと?」






りほが







「私たちライバルだね。










私、このグループ抜ける。




そうじゃないと真剣に戦えないし、

ゆい最悪。


私が好きってゆいにだけ教えたのにゆいが好きになっちゃったんだもん。




さようなら。」




「えっ?」



私はびっくりした。


まさか友達をやめようって言うなんて思わなかったから。




するとりほが



「じゃあこのグループ解散ってことで。」






「えっーーー!!!」


私とりこが口を揃えて言った。