ケータイ小説 野いちご

ニセモノ×初恋=??

1×始まり
=やっぱり意外な組合わせ

そして週明けの月曜日。

児玉くんの仮の彼女になることになった次の日からは土日で、なんとなくわざわざメールで言うのもなんだかな、と思い、美波ちゃん達に話すタイミングをなくしていた。

三人でお昼ご飯を食べ終わり、いろんなことをおしゃべりしていると、

「あっ、ねぇねぇ、今日さ、部活が休みだから、三人で買い物しない?」

菜緒ちゃんに誘われた。

「いいねいいね!沙菜もたまにはどう?」

と美波ちゃんも乗り気。

「あ、あー、うん、それが…」

「えっ、やっぱダメ?」

私がつい、歯切れ悪く返事をすると、菜緒ちゃんが残念そうに聞いてくる。

「たまにはいいじゃん、一本だけでも本数ずらせないの~?沙菜と遊びたーいっ!」

美波ちゃんからのお願い……かわいすぎる。

いやいや、それが問題ではない。

「それが先約があって……」

「えっ、何々?家の事じゃなくて?」


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