あたしの生活はたいして変わらない。
いつもの様に毎日決まった時間に学校行って、休み時間も放課後も誰とも話すことなく終わっていく。

ただ変わった事と言えば、
毎日放課後に科学教室に行くこと。

落書きの返事を書いた3日後。

再び授業で科学教室に足を運ぶと、
すぐに目についた机。
そこにはまた新たな落書きがあった。

「偉そうに言うなよ。どうせお前はこれからもずっと呑気に生きれるんだから」

あたしはその言葉にとても腹が立った。

話した事も会った事すら無い人に
呑気だなんて言われたくなかったから。

「急にあなたを分かってるような事書いたあたしも悪いですけど、呑気だなんて言わないで下さい。」

あたしはこう切り返した。