朝―――




「はぁ……」





「どうしたの、沙彩。
さっきからため息ばっかり」





今、私達は学校に登校中。





天気もよくていい朝。でもテンションは…最悪。






「何かあったの?」





心配してくれる楓。言っちゃおうっかな?




楓なら分かってくれるだろうし、誰にも言わないから。






それに、こんな重い内容、ずっと一人で抱え込んでたらどうかしそう。
多分…つぶれる。





言うことで楽になるなら……えい! ゆっちゃえ☆






「実はね……」


 



私は昨日の出来事をざっと話した。