ドンドンと珠希くんの胸板を押すのにビクともしない。

やばい、酸欠になりそう。

すると、生暖かい珠希くんの舌が私の唇を割って中に入ってくる。

さっきよりも深いキス。

凜「んっ……ふぁ……」

私の吐息が静かな廊下で響く。

恥ずかしい。

私じゃない声が出てくる。

珠希くんは自分の舌と私の舌を絡めようとする。

凜「んぅ……ふぅん……っ」

チュッとリップ音が鳴り終わった同時に珠希くんの唇が離れる。