私はまたもや、宇佐木くんに抱きついた。

瑠璃「仲良いのは良いんだけど、料理冷めちゃうわよ?」

お母さんの声でハッとした。

リビングの方を見ると、お母さんはこちらを覗いていた。

凜「今から行くよっ」

私は、宇佐木くんと一緒に料理が並べてあるリビングに向かった。

珠希「わぁ、美味しそうです」

宇佐木くんは料理を見ると、そう言った。

お母さん、宇佐木くんが来るからって張り切って作ったんだろうなぁ。

瑠璃「うふふ、頑張って作った甲斐があるわ♪じゃあ遠慮しないで食べてね」

凜・珠「いただきまーす♪」

私たちは料理を美味しく食べ始めた。