━━━━━━━━━━━━━━━━━ 文久3年 8月12日。 まさかの出来事が起こった。 『……何!?芹沢が大和屋に火をつけただと!?』 土方さんの声が響いた。 『!?』 お父さんが…? すぐそばにたまたまいた私は 目を見開いた。 『報告ご苦労。すぐに非番の組を向かわせてくれ‼︎』 近藤さんの声に 報告に来た隊士は急いで去って行った 『………っ…』 私は少し戸惑った後、 一気に走り出した。