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年が明け、今は春。



『桜…』



私、藤咲こころは性格に似合わず
桜好きなのだ。



『………ふぅ。』





『こころちゃん?』



『沖田。どうした?』




『いや、何してるのかなって…』




『あぁ…桜を見てる。』



そう言って膝に乗った花びらを見せた。