私は、今人間界にいる。
今人間界に着いたところだ。
そう、私は魔界のプリンセスなのだから。
だが、姉様の代わりに人間界に留学しに来た。
なぜ、''姉様の代わり''かというと今姉様はとても体が弱く魔力も小さく…。とても人間界来れるような身体じゃないのだ。


そして、今私はこれから生活して行く屋敷の前にいる。
とても大きい屋敷。
ミステリアスな雰囲気の屋敷。
そして、屋敷を囲むように
''真っ赤な真っ赤な''バラが咲き誇っている。


「あぁ、もう今日は疲れたわ。
もう寝ましょう。ね?''アース''。」

「そうですね。マスター。
今日は魔界から人間界まで''テレポート''して疲れましたもんね。」

「それもそうなのだけど、明日から人間界の学校に通うから...」

「そうでしたね。その事なんですがマスターの学校について行ってもいいですか?」

「構わないわよ。人間にはあなたの姿は見えないはずだし。」

「ありがとうございます‼︎マスター‼︎」