僕はまおに連れられて、今応接室の席に座らされている。
「で、どうして太田君が髪を切ってんの?」
唐突な質問だなぁ。
でも、まおは真剣な表情そのモノだし。
「んーとね。言われたの」
「誰に、何と?」
「会長の弟さんに、このままじゃ絶対に会長の隣に並ばせない。認めないって」
朝から、会長に会えてラッキーだったのに、男…しかもイケメンと歩いててショックだったし。
それに、弟さんには恋人だって騙されるし…散々だったのに。
最後の最後に、プライド…少ししかないけど、ズタズタにされるし。
「悔しいから、放課後に急いで髪切ってきた」
「で、どうして太田君が髪を切ってんの?」
唐突な質問だなぁ。
でも、まおは真剣な表情そのモノだし。
「んーとね。言われたの」
「誰に、何と?」
「会長の弟さんに、このままじゃ絶対に会長の隣に並ばせない。認めないって」
朝から、会長に会えてラッキーだったのに、男…しかもイケメンと歩いててショックだったし。
それに、弟さんには恋人だって騙されるし…散々だったのに。
最後の最後に、プライド…少ししかないけど、ズタズタにされるし。
「悔しいから、放課後に急いで髪切ってきた」