登場人物の中には、他の登場人物を際立たせる登場人物がいます。
つまり、目立たせたい主人公の事を描くだけでは表現する事は難しい部分を、際立たせる登場人物が補完するのです。

作中のライバルや親友、関係者がそれに当たり、目立たせたい主人公をより魅力的にしてくれます。
物語として、あまり重要では無い登場人物(目立たない人間)も演出としてとても重要な要素となるんです。
例えば、母性を演出する為の子供は、動かず話さずしても、その存在だけで母性を際立たせる事に繋がります。

物語を作る為や進める為に登場人物を増やすのも結構ですが、主人公を彩る演出の為に増やすのもアリでしょう。