一つの作品を、何もない状態から描こうとする時、先に説明した起承転結を先に考えるのか、設定した人物に合わせた物語を考えるのかをまず決めなければなりません。

つまり、学園モノを描こうとすれば学生が登場人物となり、学生を描こうとすれば学園モノとなると言う考えです。
別に、必ずしも学生と学園モノを結びつける事はしなくても構いませんが、セオリーとしての例えだとそうなります。

何にしても、自分自身が描き易い方を取ったり、浮かんだ発想に合わせて臨機応変にする事が大切ですね。

登場人物と舞台はナチュラルに溶け込む様な繋がりが無くては、読者は感情移入が難しく成ってしまいます。
突拍子も無い設定がウケる事もありますが、国会議事堂に道路工事の作業員がいては、違和感があり過ぎると考えるのが普通。
突拍子が無い設定は避けるか、プラスαとした方が無難だと思います。