「おい!七瀬!早く来ないとおいてくぞ!」

「英司!ちょっと待ってて!!」

これは私、涼宮七瀬と
幼馴染みの桜葉英司の話である

私と英司は幼稚園の頃から
毎日今まで一緒に帰っている仲である

英司はとっても優しい

そんな英司のことを
小学生の頃から
好きになってしまった

小学生の頃
私は英司に告白した

しかし
答えはNOだった

なんで?
と、私が聞くと
英司はうつむいたまま何も言わなかった

それから
英司のことを気になりつつも
英司に
また好き!と、いう気持ちを
伝えることが出来なくなった

とっても辛い
こんなに好きなのに………

片想いとは残酷なものだ

「七瀬早く!」

「うん……」

「どーしたの七瀬?
泣きそうな顔して?」

そう言って英司は
私の頭を優しく撫でた


こんなことするから
好きになっちゃうんじゃん!!

この感情は
まだまだ続きそうだ