それからの私は、黙々と仕事をこなしては、家に帰り、一人過ごす生活を送った
はるにも、あの日から会ってない
さっちゃんからメールはくるけど、体調が悪いからと、ほとんど返事もかえさずいた
すると休みの日、本当に具合が悪くなってしまった
『恋煩いから、体調不良って、マジ最低』
薬も切れてるけど、買いに行くのもなぁ
寝てたら治るかな?
『こんな時頼りになるのは…連絡しちゃおっと』
亘に電話した
でも、私の大ピンチに亘は電話にでない
『つかえないなぁ、バカル』
それから、しばらく寝ていたようだ。
携帯が鳴って、亘だと思って起きて、眠気声で電話に出た