そして、学園祭当日。


毎日、昼はクラス活動、生徒会は仕事に追われ、


帰るのは日が落ちたあとだった。


「もう、私、クタクタだよーっ」


隣で弱音を吐く結愛。


「結愛、これから本番なんだらー!しっかりしなさい!!」


結愛の背中をぽんと押す。


「はーい…………」


もう、結愛ったら。


まぁ、気合入れて頑張ってたから………


仕方ないか。