昼休み、俺と雪夜はいつものように屋上で飯を食う。暑いなかわざわざ、理由は静かだから。

「あぢぃー、まじ今年の夏で太陽接近してきて…地球破滅するんじゃねーの?」

「はっ、するかよ」

こんなんで滅亡して、たまるか。
まぁ、滅亡してくれてもいい。江梨花にまた会えるならいつでも死んでいい。

「んだよなー、あーなんかいいことないかなー。例えば美人が俺の元に訪れたりとかとかー?!」

「雪夜、そんな馬鹿なこと言ってる暇があるならなぁ、、」

「あのっ!」

その言葉は、
女の子の声によってかき消された。

ふと、声をする女の子の方を見る。
立っていたのは、ポニーテールをした女の子。
顔はそのへんの人に比べたら可愛い方だと思う。身長は、平均くらいか、、。
あれ?こいつどこかで……。