優悟side



今、みんな幹部室に集まってぐーたらしている。


クーラーをガンガンに効かせた一室で。


美海「……ねぇ、クーラー効きすぎじゃないかしら?」


紫音「涼しいよー?」


美海「……そうね」




たぶん、美海は遠回しに寒いって言いたかったんだと思う。

しかし、この事に気づくのは隼人くらいである。


残念なことに隼人はパソコンで一生懸命ハッキング中ですよ。


よって美海の心の叫びは誰にも届かないということだ。