ケータイ小説 野いちご

幼なじみがバスケ部に入った訳








女子も葵もびっくりして目を丸くしている。






「好き!ずっと傍にいて気づけなかったけど、


葵が当たり前の様に好き!」








私の言葉に先に反応をしたのは女子だった。





「ちょっと!」


さっきまでのしおらしさは何処へやら?強い口調の女子。


葵は私の顔を覗いてグッと口元を上げると、

私の手首を引っ張った。





「まあ、そういう事で……」



葵はそんな事を女子に言うが、私には何が『そういう事』なのかわからない。



女子は私と葵君の顔を見ると振り返りもせず走って行った。






 

< 30/ 32 >