境界線にある扉。 それは常にすぐそこにある。 生と死を分かつ扉。 それはいつも自分の意思で開く事ができる。鍵はいつも心の中にあるのだから。 そして今、一人の女子高生が無意識にその鍵を握り締めようとしている。 決して、足を踏み入れてはならない場所がある。 その場所では「死」 という言葉を口にしてはならない。 その言葉は、闇を呼び込む呪文になる・・・