なんだろう…?
こんなに世界って色鮮やかだったっけ?

空ってこんな水色だったっけ?
校舎ってこんな白かったっけ?


すべてが違う

なんでだろう?


女「美優っ!!!」

この人誰だっけ?

あぁ…
私のトモダチだ

「なぁに?」

こんなこの人かわいかったっけ?

女「あんた…!雅竜のみなさんとどんな関係!?」

「あぁ…」


そういえば昨日、私急に雅竜に連れていかれたんだっけ?


「んー、、、なんだろう…?雅竜が勝手に来るだけ」


女「えぇ!?それこそありえない…。あんた昨日でこのクラスの女子ほとんど敵にまわしたよ」


「じゃあどうしてあなたは私と一緒にいるの?」

女「だって…。てゆうか!今日なんか美優、明るいね!!話しやすいよ、いつもより」

「そう…?てか、ごめん…。私あなたの名前覚えてない…」


正直に言った
クラス全員が敵に回った今、

唯一一緒にいてくれるトモダチを友達にするために…


女「やぁーっぱり!美優、私の名前覚えてなかったんだ!」

「ごめん…」

女「正直に言ってくれてありがとう。ついてきてくれる?」


「へっ!?」

女「ここで話せない話したいから…」


殴られるのかなぁ?
そしたら所詮この人はその程度だったってこと…