僕は、あの後コンビニに行き、学校に向かった。





〜学校(靴箱)〜



黎「はぁ〜」


僕は、シューズを履いた。


その時後ろから、バタバタと誰かが走ってくる音がした



?「黎ー!」




そして声がしたと思ったら、




ドンッ




突然抱きつかれた





黎「・・・痛いんだけど、咲良」

咲「あーごめんごめん」

黎「おい」

咲「んー」

黎「あんた、謝る気ないでしょ」

咲「うん」

黎「即答かよ・・・」

黎「それより、いつまで抱きついてんの」

咲「んー、いいでしょ」

黎「なんでだよ」

咲「気持ちいいんだもん、柔らかくて」

黎「・・・そうかよ」

咲「あ、黎が照れた」

黎「照れてねーよ。行くぞ」


スタスタ


黎「あ、待って」


そのまま、無視して歩いていると

いつのまにか、隣に咲良がいた。


咲「今日も、おかし買って来たの?」

黎「当たり前よ」

咲「そかそか」

黎「僕がおかし食べなかったら、世界滅びるな」

咲「なに言ってんの、ばか」


そうこうしてるうちに、クラスの前に着いた


黎「じゃーねー咲良ーまたあとで!」

咲「うん!行くね!」


そう言って僕たちは、教室の中に入った


ザワザワ


相変わらず男子は、煩い


それに加えて、またあいつ等に言われるのか


女1「あ、来たよ」

女2「あ、ほんとだ」

女1「来なくていいのにね」

女2「ほんとそれー!」

女1「あいつ学校来ても、スマホいじってるか、寝てるだけだもんね」

女2「うんうん、何様って思う」

女1「わかるわかる!」


今日は、あいつ等いないのか


あいつ等が居ない限り、まだマシなんだけどな


僕は、静かに席に座った