「今夜の夕食は肉か…」



「運動系のクラブの男子にはスタミナが必要みたいだから…」



「肉好きだし…別にいいけど…」



私の作った牛肉たっぷりの焼き肉丼にかぶりつく千影君。



甘い顔立ちなのに…



食べる表情は肉食獣。




「おいしい?」



「うまいよ…お前…いいお嫁さんになれるよ」




「え、あ…」


私の頬は火が付いたように赤くなっていく。




「…でも、もう少し胸に肉を付けた方がいいな…」



「それは余計なお世話よ!!」



「向きになる所を見ると…美亜も気にしてるのか…俺が協力してやろうか?」


「はい?」

脳みそまで肉食化しちゃって手に負えない…