「本田、昨日中のシゴト、なんでまだ終わってないんだよ」 朝イチで、課長にプリントで頭を叩かれた。 ・・・・・・・1人で出来るわけがない事、知ってたくせに、このクソやろう。 昨日は家に帰っていない。 寝ないで泊り込んでシゴトをし続けた。 「本田、この件は部長に話しておくからな」 課長は、本気でワタシを飛ばす気らしい。 奥のデスクで、遥が鼻で笑ったのが見えた。 イイ加減腹が立つ。