女の子に魔法をかける、化粧品。



少しでも使いやすいものを、少しでも体にいいものを、と商品を研究、開発してる私の会社。


開発部にいる私は新商品のテスターを使わせてもらったりする。



時々肌が荒れるけど、特に不満を持つわけもなく淡々とこなす私、南川舞依。



「はぁーーーっ!」



肩凝ったーーっ



ゴキゴキ鳴る首を回す。



「舞依ちゃん 肩凝ってるわねー」



「もう辛いですよ」



先輩の吉田さん。



「毎晩湿布貼って寝てるんですけどね」