ケータイ小説 野いちご

無口なキミにあいらぶゆー

第1章
運命の人ってことで、いいですよね?




「運命だって!」



受験を無事に終えた、高校になる前の春休み。


私は親友の瀬田 南波(せた みなみ)と一緒に遊んでいた。


お昼を食べるためにレストランに入った私たちは、今はご飯を食べ終えて食後休み中。



「そんなの、カッコよかったからそう思っただけじゃないの?」



わたしの言葉に、南波が半ば呆れたように言う。



「違うもん!こう、なんていうのかな……胸がキューって締め付けられて、もう大好きだって思ったの!」



「あ、そう……」



南波はまたもや呆れたように言うと、メロンソーダを飲んだ。




嘘じゃないのになぁ……。



なぜこんな話をしているかというと……。




それは3日前のことになる。











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