「これは?」 「違う。」 「じゃあ、こっちは?」 「…違う。次行く。」 「はぁ。…はいはい。」 今、あたしは壬景と一緒に苓士の誕生日プレゼントを選んでいる。 もう、この店で4軒目。 壬景も面倒くさそうだ。