「アッハッハ、そうだったんだよ。」









透が、倒れてから一週間。







透はいま病院で過ごしている。いわゆる病院生活、病院食はまずいだの、暇だの透とはそういうことを話す。








ちなみに、今話しているの学校であったちょっとしたバカ話。








透は、倒れる前と同じ・・・お調子者。でも・・・そうやって、私たちを心配させないようにしているだけ。








透は、きっと不安で仕方がないんだよ。







いきなりの入院・・・透には、肺炎と告げているがいずれ気づくはず。肺炎なのに、なんでこんなに長く入院しなくちゃいけないのか・・・頭が痛くなるのかって。





多分、きっと・・・頭の腫瘍のことに気づくだろう。