訊夜がフランスに行くまで残り1週間なので、早速次の日倉庫に集合させ、それについて話し合うことになった…。



瑞希「みんな、悪いな。集まってくれてありがとう。今日はこいつの話を聞いてやってくれ。」


隣に立っている訊夜の背中を少し押すと訊夜は一歩前に出た。


いつもはこうした大事な話は幹部に相談してから桜蝶全体で話し合うようにしていた。


が、今回は訊夜が日本を発つまで1週間しかない。
幹部で話し合う時間がない。
だから、幹部も今から話す内容を知らないせいか少し不安そうな表情。