紗檻「ね、あいつ等ほっといて良いの?」


男たち方に人差し指を向ける紗檻。


瑞希「いいよ。いつか起きるでしょ。」


そんなに力入れなかったしね?


「…ん、う…いてててて。」


誰かが目を覚ましたようだ。

うめき声が聞こえる。

お腹を手でさすりながらフラフラと立ち上がった。


紗檻「もう起きちゃったよ?」


瑞希「うん、やばいかも。」


紗檻「やっぱり?」


男はこちらを見てニヤリと笑った。

フラフラした体で近寄ってくる。


那由華、勇磨、璃亜、斗真に声をかけ、一斉に走り出した。