ケータイ小説 野いちご

人知れず、夜泣き。

流れる。








 ------価値観が違う。

 桜と別れて、新しい彼女が出来た。

 イヤ、厳密に言うと被ってた。

 新しい彼女の事は好きだった。 でも、桜と別れようとも思っていなかった。

 セックスレスではあったけれど、桜といるのは心地良かったから。

 そんな甘い考えがまかり通るはずもなく、事実を知った桜に別れを言い渡された。

 オレには若くて可愛い彼女がいる。

 だから、桜と別れるのは淋しかったけど、そこまで悲しいものでもなかった。

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