月日はあっという間に過ぎ、2学期も終わり冬休みになった。 私は相変わらずK大の入試の過去問を解いたり、お母さんと英会話をしたりなど毎日勉強漬けだった。 そんなある日、いつものように自分の部屋で勉強をしていた。 ーコンコン 「はぁーい。」 「桃香、ちょっといい?」 「何?」 シャーペンをノートの上に置いて、お母さんの方を見た。